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グラビアアイドル松嶋初音の怪談「看護婦の佐藤さん」

9月 27th, 2011
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霊感グラビアアイドルの松嶋初音がある番組で語った怖い話です。

松嶋初音は学生時代に陸上部に入っていました。学生時代のある日、膝を痛めて病院に10日間入院して手術することになりました。そこの病院はかかりつけの病院でした。母もちょうど同じ時に検査入院する事になりました。ちょうと同じ時でよかったねなどと話ていました。担当の看護師さんが佐藤さんというかたで、すごい親切でした。母の事も知っていて、「松嶋さんのとこの子よね」と言われ、「そうです」と答ました。「だったら夜中の2時にトイレ行かないほうがいいわよ」と言われました。

なんでそんな事を言うんだろうと思いつつも興味が湧いてしまいました。その日は、入院初日だったので、その日にそのトイレに行って、残りの9日間怖い思いするのがいやだなと思い、退院の前の日での9日目に行く事にしました。

そして9日目の夜の夜中の2時ちょっと前にトイレに行きました。何番目のトイレが怖いトイレかは聞いてなかったのですが、だいたいそういうトイレは4番目なので、4番目にある一番広い車椅子の人用の、天井にレールが付いている引き戸式のトイレに入りました。下は隙間が開いているトイレでした。そこでしばらく待っていたのですが、何も起きず、用を足すわけでもないのでそろそろ帰ろうかなと思っていました。そうしたら遠くの方から車椅子の音が聞こえてきました。出なきゃと思って、鍵を外してドアを開けようとしましたが開きませんでした。何度も何度もやっても開きませんでした。そうしている内に車椅子の音が近付いてきて自分のトイレの前で止まりました。

「今開けますから待って下さい。鍵が壊れてるみたいで開かないんです」と言いましたが、返事はありませんでした。おかしいなと思っていたら、ガンという音がしました。トイレのドアに車椅子をぶつけたようです。せっかちな人だなと思いつつ「今開けますから待って下さい!」と言っても何度も何度も車椅子をぶつけてきました。「もうなんだろう。やめて欲しいよ」と思っていたら、ドアがグラーと自分の方に向かって揺れました。「なんだ」と思ってフッと下を見たらまっ白い手がバッとドアの下から出てきました。

ウアーと思って立ち上がったら、手は足をつかもうとしてきました。非常ボタンを押しても鳴らず、どうしよう助けて助けてと思いましたが、その時ドアがパッ開きました。手で顔を覆って、おそるおそる目の前を見てみるとお母さんが立っていました。

今のをやってたのお母さんかなと思い、「なんでそんな怖い事するの!」とお母さんに言いました。

「バカ!あんた部屋に戻りなさい!2時に来ちゃいけないって言われてるんでしょ!」と怒られました。

「いいから行くよ」と部屋に引っぱられて、「落ち着きなさい」と言われ自分の部屋に30分くらいいてくれました。

なんでお母さんが来てくれたか分かりませんでした。おかあさんにも悪い事したなと思いつつ、落ち着いた明日聞こうと思って「エレベーターホールまで送っていくよ」と言ってお母さんを送っていきました。もう夜中の3時くらいになっていました。「じゃあね」と車椅子のお母さんをエレベーターに乗っけて、エレベーターのドアが閉まったら、自分の後ろのエレベーターがチンっといって開きました。

後ろを振り向いたら、扉が開いたエレベーターの中に人がぎっしり乗っていて、担当の看護師さんの佐藤さんも車椅子を押して乗っていてこちらを見ていました。「あっ佐藤さんだ」と思っていたら扉が閉まってしまいました。そのままエレベーターは上に上がっていき、佐藤さんなんであいさつしてくれなかったんだろうと不思議に思いました。

その後、部屋に戻りましたが、寝れませんでした。怖いからはやく朝になってくれないかなと思いながら、退院の為に荷物を詰めたりしてやっと朝になりました。退院の受付の開始時間の8時にすぐに受付に行きました。ちょうどお母さんがきて「看護婦さんにあいさつしたの」と言われたので、そうだったと思い、ナースステーションに行って、「担当の看護師さんの佐藤さんいますか?」と聞きました。佐藤さんが出てきましたが、自分を担当してくれた佐藤さんではありませんでした。「このかたではなくて、私の担当の佐藤さんお願いします」と言いました。

佐藤さんは1人しかいないと言われたので、「カルテにたぶんサイン入っていると思います」のでと言ってカルテを見せてもらいました。サインには手書きの佐藤という名前に○が書かれていましたが、「これ誰が書いたの」と看護婦さんに言われました。今は印鑑でしかサインできなくなっていて、手書きのシステムはとっくの昔に終わっているとの事でした。

私の担当の佐藤さんはいなかったのでした…..

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ピース綾部の怪談「新聞配達」

9月 27th, 2011
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人志松本のゾッとする話で語られたピース綾部が新聞配達をしていた友達から聞いた話です。

新聞配達のコースで、角にある古い木造の一軒家に 配達して、その家の脇にある路地に入って入り口から数えて3軒目の家に新聞を配達するコースがありました。その角の古い木造の一軒家にはおばあさんが一人で住んでいま した。いつも、その一軒家の玄関といっしょになっている配達口に新聞を入れて、20メートルくらいはなれた、路地に入って3件目の新聞を配達していまし た。3件目の家へ続く道は、行き止まりになっているので、その家に配達して必ず古い1軒屋の前を通るのですが、3軒目を配達して戻ってくると必ず新聞が無 くなっていました。

ある日、そのおばあちゃんの家に集金をしに行きました。おばあちゃんが出てきて言いました。「いつも枕元まで新聞届けてくれてありがとうね。助かるよ」
友達はおかしいなと思いましたが、おばあちゃんは何か勘違いでもしているのだろうと思っていました。

ある日の配達で新聞をおばあちゃんの家に届けた時の事です。新聞を玄関の配達口に入れ、すぐにその家に戻ってみようと思いました。数歩歩き、その家に 戻ってみると、新聞がちょうどスルスルっと家の中に入っていくところでした。しかし、おかしい事に気が付きました。その玄関はすりガラスになっていました。誰かが新聞を取ろうとしていたら人影が映るはずなのに、それが無いのです。不思議に思い、中にスルスルっと入って行く新聞を両手で掴んでみる事にしました。そうすると、家の 中からグッと新聞を引っ張られました。新聞の引っ張り合いになって、しばらく引っ張っていたら、いきなりフランス人形が玄関のすりガラスの内側にバンッ!と すごい勢いで当たるのが見えました。「ウアー!」とびっくりして友達は逃げました。

友達はその後、もうその家に行くのが怖くなり、新聞配達を辞めたそうです。

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